みなさん、こんにちは!入試世界史研究会です。
突然ですが、「世界史なんて科目、本当に勉強する意味があるんだろうか?」と思ったことはありませんか?
そこで今回は、世界史を学ぶ意義について本会の考えを提示したいと思います。それほど長くないページなので、高校生や受験生はぜひ最後まで読んでみてください!!
本会は大学受験で合格を志す人をサポートしています。つまり、今このページに行きついたあなたは、恐らく大学受験を来年あたりに控えている方なのでしょう。
共通テストでは地歴が2科目かもしれませんが、共通テストだけでしか世界史を取らない人はこれを読まないでしょうから、あなたは二次試験でも世界史を解く予定でいるはずです。あなたが志望校に合格するには、世界史もちゃんと勉強しなければいけません。
そんなあなたに質問します。
あなたはなぜ世界史を選択し、勉強するのでしょうか?
・「暗記しやすい」と聞いたから
あなたにそんな嘘をついたのは誰ですか?世界史は地歴の中で暗記量が一番多い科目ですよ。暗記量では「地理」が一番少ないでしょう。暗記の負担を減らしたいなら地理に変えてください。
・グローバル化する社会の中で活躍するため
確かに海外の人と話すときに互いのバックグラウンドを知っておくことは損ではないかもしれませんが、それなら「日本史」は勉強しなくても大丈夫ですか?海外の人はあなたが日本の歴史について十分な知識を持っているという前提の下で話しかけてくるかもしれませんよ。
・語句を正しく習得するスキルを身につけるため
そんなスキルは世界史以外の科目でも十分に身につきます。それこそ日本史をやって何ら変わりありません。
「思いつく理由をすべて否定して、さては世界史を学習するモチベーションを下げる気だな」と思わないで下さい。
ではいったい、本会が考える世界史を学ぶ目的とは何なのでしょうか。
それは「歴史を知ることで現在を考察し、未来を予見する力を身につけること」です。
この目的のためには、日本史だけでは不十分です。もし日本が今日まで一度も海外と交流したことのない国だったら、私たちは世界史を学ぶ必要はないと言えるかもしれません。私たちの人生は一切、国際社会と交流しないことになるからです。しかし現実はそうではありません。私たちは日本人であると同時に「世界人」でもあるのです。
私たちが生き、今こうしているうちにも更新される「現在」とは何なのか。その先にまさに「現在」になる瞬間を待っている「未来」とはどのようなものなのか。そのヒントをくれるのは「過去」、すなわち歴史です。人間は経験から物事を考えます。直感に頼る人も何かしらの経験による直感を働かせています。先人たち ― これは日本人としてだけではなく、人類としての先輩を指します ― の経験から私たちは様々な事象に向き合わなければならないのです。世界史を学ぶ意義はまさにここにあると思います。
世界史を学ぶときは、歴史から様々なことを学ぶんだという心意気で臨んでください。用語集の用語を頭に叩き込むような無機質な作業はつまらないものです。もっと本質的な勉強をしていかなくてはなりません。
難関大学は、受験生がつまらない人であることを嫌います。そのため、面白く勉強してきたかを測れるような問題を出題してきます。難関大学が複雑なように見える論述問題を出題する理由もここにあると言えるでしょう。
それなのに多くの受験生は、それはそれはつまらない勉強をして、それはそれはつまらない文章を書きます。それでは教授たちに認めてもらえません。教授たちに認めてもらうには、面白い文章を書くしかないのです。皆さんは面白い文章を書けている自信がありますか?
本会は、受験生の皆さんが面白い文章を書いて、採点者である教授に認められ、そして大学に合格することができるようにサポートしていきたいと思っています。そのために必要なのは小手先の能力ではありません。もっと体に浸みこませていつでも発揮できるようになるべきです。逆にその能力がインプットされて、効果的にアウトプットできるようになれば、入試での高得点が期待できるようになります。世界史だけではなく、どの科目でも得点が伸びるようになるのです。あなたのクラスにいる一番頭がいい人は1科目だけ点数が高いのではなく、多くの科目で安定して高得点をとっているはずです。勉強は科目の垣根を越えて、相互に関係しているのです。ですから、あなたの答案を読んだ教授に認められるような面白い答案を作れるようになってください。
本会の参考書や個別指導は、そうした面白い答案を作るようになる道しるべになるように作っています。本会の参考書を使って勉強すれば、まずは目先の世界史の点数が伸びていきますが、繰り返しインプットすることで、それが自分のものとなり、他の教科の点数も伸びていくのです。個別指導はそれを個別にカスタマイズしているので、その効果はさらに増大します。
まずは世界史を手掛かりに、本会と一緒に本質的に「頭のいい生徒」を目指してみませんか?
・参考書&問題集
・個別指導
本会の講師が、LINEやZOOM面談などを通じて入試世界史の学習をサポートしていきます。
まずは、1問単位で論述を添削するサービス(「添削教室」)があります。
また、受験当日まで講師がアドバイザーとして学習計画の立案から論述の添削など多岐にわたってサポートするサービス(「個人特訓」)もあります。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
・ゼミナール指導
2024年度からはゼミナールも開講します。高みを目指す仲間と共に、第一志望合格に向けて、切磋琢磨しませんか? 詳細は、以下の記事にてご覧ください!
それでは、この記事を読んでくれたあなたとともに、世界史を学べることを楽しみにしています!入試世界史研究会でした~